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Metabolism Trip

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恵比寿のギャラリーここで「Metabolism Trip」を観てきた。
建築家レム・コールハースの娘、チャーリー・コールハースによる、
国内8カ所のメタボリズム建築を撮った写真展。

  • 静岡新聞・静岡放送 東京支社
  • スカイハウス
  • 山梨文化会館
  • 中銀カプセルタワービル
  • ヒルサイドテラス
  • 森泉郷モデルハウスK
  • 坂出人口土地
  • 万博記念公園

といったメジャーどころばかりなので、
元々興味がある人にとって物件的な目新しさはないものの、
ギャラリーでの写真展という場で見るのはなかなか新鮮。
またメタボ建築や古ビルを撮りたくなってきたよ。

写真は、このギャラリーやマルタン・マルジェラが入ってる建物の壁。
ここもだいぶ古くてよい雰囲気。

メタボリズムの未来都市展

DSC03421_flickr

先日、期待の「メタボリズムの未来都市展」をやっと鑑賞。
有名どころメタボリズム建築の写真、映像、模型、図面、一部のパーツなど盛りだくさん。
思っていた以上に大規模で濃い内容に、もうニヤニヤしっぱなし。

ところがひと通り廻って満足してしまい、自分的重要アイテムである
中銀カプセルタワービルの実物展示をうっかり見忘れるという大失態。
ただ、コレだけは館外のパブリックスペースに置いてあるらしいので、
会場に入らず見ることはできそう?

そして悪いことは続くもので、
今回せっかくだからカプセルタワー関連の写真を使おうとしたところ、
そのフォルダだけがすっぽりと無い、どこにも無い、ショック。

というわけで、代わりの写真は同じメタボリズム・ファミリーのひとり、
槇文彦氏による代官山ヒルサイドテラスの一角。

代々木会館

Old Building

前回に続いて旧建築、というか雑居ビル。
ドラマ「傷だらけの天使」に登場するエンジェルビルこと代々木会館。
代々木駅のすぐ横というロケーションながら、
はげしく老朽化した風貌は九龍城砦かジャワ族のサンドクローラーかというインパクト、いかす。
築50年以上は経ってるはずだけど営業してる店舗もあるようだし、
まだしばらくはエイジング具合を楽しめそう。

くわしい情報・写真はこちらのサイトに。
外観以上に内部も屋上もボロボロでたまりませんな。

道玄坂の旧建築

Old Building

渋谷駅から道玄坂をすこし上った先にある古い店舗群。
昔から通りがかるたびに気にはなっていたけど、いったいどのくらい古い建物なんだろう?
いまでは崩壊防止のネットまでかぶってるし、いまさら改築して店舗の再開もないだろうし。
フラヌールのおかあさんとも話していたけど、
右隣の旧ヤマハビルと左奥の駐車場とをまとめて一気に再開発するのかもしれない。
こんな建物を保存なんて現実的ではないけど、
こういう現代ではありえない雰囲気のある建築物が
どんどん消えていくのはもったいないなぁ…。

そういえば神保町の三省堂裏手あたりにも同じような旧建築がポツポツと残っていたけど、
とっくに巨大な商業ビルに変わっていてしょんぼり。

まぁでも仕方ないやね。

***
後方から見るとこんな様子、おもしろい。

中銀カプセルタワービルの現在

中銀カプセルタワービル

先日、以前に書いた中銀カプセルタワービルの記事に、メタボリズムについて研究中という英国在住の学者さんよりコメントをいただきました。興味本位でメールさせて頂くとちょうど来日中ということで、急遽カプセル住人さんに了解を取りつけ現地見学が実現、ついでに僕も久しぶりの訪問をしてきました。

ひと通り見学を終えた後、いろいろカプセルタワーの近状を聞きましたが、以前にも増して存続が危うくなっており、すぐに取り壊しとはいかないまでも、いつ住人退去(=廃墟)になってもおかしくない段階とのこと…。
学者さんも、こんなユニークで貴重な建築の存続が軽視されてること自体が信じられないと驚いていました。とはいえ大人の事情でドバイの金持ちが丸ごとお買い上げでもしないかぎり状況打開はほぼ不可能。外野がワイワイ騒いだところで何も変わらなそうです。

もう数回カプセル訪問してますが、今回はかなり逼迫したシリアスな話を聞き、ちょっとションボリして帰路についたのでした。

P.S. 後日、カプセルタワー竣工当時のパンフレットPDFを頂きました。ありがとうございます。

続・中銀カプセルタワービル

中銀カプセルタワー
以前、中銀カプセルタワービルの記事を書きましたが、
その後ビルの住人さんから「見学歓迎」とのお誘いコメントを頂いたので、早速伺ってきました。

本来このビルは1Fロビーを含め、住人・関係者以外は完全に立ち入り禁止です。まれに外人さんがズカズカ侵入することもあるようですが、普通は外観を撮影するくらいしかできません。地階に常設してあるモデルルームカプセルも現在は見学不可なので、ビル内、ましてカプセル内の見学は非常にレアなのです。ラッキー。

エントランス前で住人さんと待ち合わせてビル内へ。エレベータで上階へ昇り、いよいよカプセル内に。ドアを入った瞬間、まずその狭さに驚きました。10平米もない空間なので当然なのですが、やはり紹介記事で見るような広角で撮られた写真とは印象がかなり違います。それでも(自分が狭いトコ好きなこともあり)しばらく居るとそれほど気にならなくなりました。1人2人でまったり過ごすなら十分なスペースです。しかもこの部屋は壁面のパネル構造などオリジナルの造りが良い状態で残っていて、レトロ近未来な雰囲気が存分に堪能できます。住人さん曰く、居住可能なカプセルの中でもここまできちんと残ってるのは少ないそうです。またビルの設計者である黒川紀章の事務所が数件持っているので、もしかしたらフルスペックのカプセルが超美麗な状態で保存されてるかも、とのこと。気になる…。

ちなみに、タイミング良くお隣の方とも会えたのですが、そちらの部屋は壁面から床からほぼリフォーム状態で、オリジナルの見た目に興味がある自分にはちょっと寂しい印象でした。でも逆にいうと、そのくらいしないとここで「生活」するのは本当にキビしそうです。

その後、住人さんの知り合いの方も交え談話していると、丸窓に工事用ゴンドラのロープがたらり。すると住人さんが「窓拭いてもらおうっ!」と興奮気味に飛び出して行きました。このカプセルの丸窓はハメ殺しな上、この2、3年はまったく掃除されていないという状態とか… いいときに来たなぁ。しばらくすると作業員のオヤジさんがえらく丁寧に拭き掃除をしてくれました。思わずみんな拍手。ピカピカになった窓からは電通本社など汐留の超近代ビル群がくっきり。しばらく窓の外を眺めながらカプセルタワーの話で盛り上がりました。

部屋の他にも、A、B棟の連絡通路や屋上なども見させて頂きました。

地上から眺めるだけでも十分古さを感じますが、内部からだとさらにその経年劣化具合が見てとれます。正直うわぁ…と絶句するような箇所もありました。

ここ数年で、老朽化・アスベスト問題、黒川氏の死去などあり、いよいよ解体かとニュースにもなりましたが、現在は住人の方でさえどうなるのか分からない状況のようです。金銭面など容易なことではないのは理解できますが、希少なメタボリズム建築として海外でも有名ですし、DOCOMOMOに登録されたりと遺す価値のある建築物なので、どうにか解体は回避してほしいです。

最後に、快く見学させて頂いたナカプーさんに感謝!

repost from 2009.02.22